神戸の北に位置する有馬温泉。関西では古くから大人気の名湯で、その名を知らない人はいないと言っても過言ではないかもしれません。
有馬は山あいにある小さな町です。その中心に伸びる観光メインストリートを歩いてきました。

まず初めにすぐ横にある有馬の観光案内所に寄って計画を練ります。

街並みに温泉街の風情を感じながら街歩きスタート!石畳の坂道をのぼっていくと……

その途中で見えてきたのが「金の湯」。この観光メインストリートの中心となるスポットです。有馬温泉ならではのドロッとした赤みのある泉質を日帰り温泉で楽しめるとあって大人気。

入口では足湯が無料で楽しめるようになっていたので私も早速試してみました。
熱い!!と思ったら自分の座った位置が上流なので熱いと常連さんが教えてくれました。泉温42.3℃の文字が。でも感覚的にはそれ以上に高いと感じました。

すかさず下流に移動します。たった2~3メートルの違いで温度が全然違います。色も独特です。
ちょっと入るとポカポカしてきました。全身まで温まったように感じます。

金の湯入口におもしろいもの発見。大和飛鳥時代から名湯だったことがよくわかります。温泉好き日本人の歴史を感じますが、ここに自分の名前が「あなた」として続いているのがなんともおもしろいですよね。
そこからさらに奥へと延びる道をのぼります。観光地らしい雰囲気にテンション上がります。このあたりはメインストリートらしい趣のお店がたくさんあって見て回るだけでも楽しいです。

銘菓炭酸せんべいを手焼きで焼いている様子は香りも相まって旅情の味わい満点!

温泉の温度で蒸してあるのでしょうか。蒸し器からホクホクと上がる湯気も含めておいしそう!

このあたりでは山椒がよく採れるようで、道沿いにあるパン屋さんで山椒のピザをいただきました。ピリリと辛みが効いていておいしい!

こういったところでは食べ歩きも重要なポイントになりますよね。一枚ずつ焼いて出してくれる炭酸せんべい屋さんを発見。行列ができていましたが、私もいただきまーす。

手にしたときは熱くてふにゃふにゃ!でも一瞬で冷めてパリッとします。賞味期限5秒と書かれているのもわかります。焼きたてを食べたいならお行儀を気にせずすぐにかぶりついてくださいね。

いろいろ食べ歩いた先に川がありました。かかっている橋に「ねねの橋」との看板が。有馬温泉においてひとつのスポットとなっているようです。
そういえば街中に「秀吉」や「ねね」の文字があります。ここからもやはり歴史がある温泉地ということが伝わってきます。

有馬温泉は神戸からバスで40分ほど。神戸旅行と組み合わせて日帰り利用するもよし。有馬温泉で1泊してつるつるすべすべになるまで温泉を楽しむもよし。
いろいろ計画も立てやすい立地です。温泉好きなら関西旅行のプランにぜひ組み込んでみてはいかがでしょうか。
- アクセス:三宮駅よりバス40分
- Web:https://arimaspa-kingin.jp/index.html<
旅データ