関西屈指の温泉街である「有馬温泉」。金泉銀泉と呼ばれる独特の泉質にはファンも多く、さまざまな効果も期待できるとあって連日多くの観光客で賑わっています。

近年は「みんなで選ぶ温泉対象」なるものにも選出されるほど。
なかでも「太閤の湯」と呼ばれる施設は、贅沢なスーパー銭湯ならぬスーパー温泉といった雰囲気で、老若男女家族連れからおひとりさままで多くの人が楽しめるスポットになっています。

2018年5月から全面大規模改修に入りしばらくお休みとなりますが、休館直前の先日に「太閤の湯」へ行ってきました。

中に入るとまずはフロント。今日はどういうプランで入るか検討します。この日は日曜日だったため大人2,600円でした。

館内で着る作務衣をチョイスします。真朱(しんしゅ)、山吹茶(やまぶきちゃ)、千歳緑(ちとせみどり)、濃藍色(こいあいいろ)の中から選ぶことができました。

小さなバッグの中に入ったものが手渡されいよいよ入場です。
さっそくお風呂を楽しむことにします。ここ有馬温泉は豊臣秀吉公と関係があるようでねねの湯と呼ばれるお風呂もありました。

入口に飾られている千成瓢箪(せんなりひょうたん)のほか、あちこちに豊臣秀吉のマークともいえる瓢箪モチーフがあり雰囲気を作っています。

ふしぎな雰囲気に包まれた廊下を渡るといよいよ男湯女湯の入口です。なんとなくジブリ映画「千と千尋の神隠し」のような空間ですね。
お風呂は有馬ならではの金泉が人気です。ドロッとした独特の赤いお湯が特別なお風呂で、これぞ有馬に来た!という気分になります。
ただしあまり長い間入っていると湯あたりしやすいとか。それだけ効能が強いのでしょうね。私は露天にあった炭酸泉が気に入りました。金泉と違って温度も低めでゆったり浸かることができました。

また別途有料になりますが岩盤浴のコーナーも。さらに癒されたい方要チェックです。
そのあとは館内をブラブラ。お風呂でまとめられた一大テーマパークさながら見ごたえ十分。いろいろ楽しめるように考えられています。

こちらはお料理をいただける「川床の宴」。

日本酒の品ぞろえも充実ですね。

お土産物屋さんも賑やか!たくさんの人が思い思いに物色されていました。

私はこちらで定番の有馬サイダーを購入。ベンチでのんびりいただきます!温泉上がりにちょうどよいスッキリとしたのど越しです。レトロな水色瓶がかわいいです。

また太閤の湯には「有馬ビューホテル」というホテル併設されています。渡り廊下一つでつながっているので、お泊りの間、これだけの施設に何度も入れるのは嬉しいですね。
太閤の湯は2018年5月7日から2019年3月31日まで大規模改修に入っています。
次に楽しむことができるのは2019年4月1日リフレッシュオープン以降となりますが、いつか行ってみたいプランのひとつとして取っておくのにも十分おすすめできるスポットです。
有馬温泉の長い歴史から見ればわずか1年はあっという間の出来事ですもんね。
- 料金:土日祝、年末年始、GW2,600円/平日2,400円
- アクセス:三宮からバスで40分「有馬温泉」下車、徒歩10分
- Web:https://www.taikounoyu.com/
- 2018年5月~2019年3月まで大規模改修 2019年4月1日リフレッシュオープン予定
