デンマーク館は、北欧バイキングとアンデルセンのおとぎの家を体感できるテーマ館。
北欧バイキングや童話作家アンデルセンをはじめ、デンマークの歴史と文化を「見て・聞いて・学べる」ミュージアムです。
今回は館内のユニークな展示品を交えつつ、デンマーク館の見どころをご紹介します。
実物2分の1サイズのバイキング船
中に入るとバイキング船がお出迎え。長さ6m×高さ6mもある実物の2分の1サイズのレプリカです。
バイキング(ヴァイキング)は8世紀末~11世紀にかけての北欧の歴史を知る上では避けられない存在。照明と音響でバイキング船の航海の様子を演出しているのも見どころです。
ヴァイキング(英: Viking、典: viking、独: Wikinger)とは、ヴァイキング時代(Viking Age、800年 – 1050年)と呼ばれる約250年間に西ヨーロッパ沿海部を侵略したスカンディナヴィア、バルト海沿岸地域の武装船団(海賊)を指す言葉
出典元:ヴァイキング‐Wikipedia
足首まで人間の姿の人魚姫の像
デンマーク・コペンハーゲンのランゲルニエ海岸にある「人魚姫の像」をご存知でしょうか?
デンマークの童話作家、アンデルセンの代表作「人魚姫」がモチーフとなったブロンズ像です。人魚姫の像はコペンハーゲンでは有名な観光名所で、デンマーク館にはその2分の1サイズの人魚姫の像が展示されています。
一般的に人魚の下半身は魚ですが、この像では足首まで人間のまま。その理由はこの像のモデルとなったエリックセン氏(人魚姫の像を制作した彫刻家)の妻の足があまりにもきれいで、ウロコで覆うのに気が引けたためだと言われています。
ロイヤルコペンハーゲンのアンティークプレート
日本でも高級食器として知られているデンマークの陶磁器メーカー「ロイヤルコペンハーゲン」。デンマーク館では、ロイヤルコペンハーゲンのアンティークプレートも多数展示。
右下のショーケースに展示されているのは、クリスチャン10世戴冠記念プレート(1912年/2179枚限定)とマリエ王女記念プレート(1909年/2756枚限定)。どちらも100年以上前に製造されたとても貴重なもの。
2階にもバイキングやアンデルセンにまつわる展示が多数
デンマーク館は2階建ての吹き抜けになっていて、2階にもたくさんの展示品があります。
階段を上ってすぐの場所にはバイキングの民族衣装を展示。
2階の吹き抜け部分から1階のバイキング船をのぞき込むと、たくさんのコインが見えます。実は外国人の観光客が投げ入れているものだとか?!
こちらはバイキングたちが使っていたとされる装飾品やアイテム。展示パネルとともにバイキングの歴史を知ることができます。
アンデルセンの書斎を再現したコーナーも見どころ。アンデルセンの「人魚姫」や「みにくいアヒルの子」などの数々の名作は、このような場所から創られたものだったのですね。
ほかにもアンデルセンの童話の本や、アンデルセンの愛用品・手紙(コピー)など貴重な品も展示されています。
デンマークのかわいいグッズも販売
デンマーク館1階の出入口コーナーでは、マグカップやプレートなどMade in デンマークのグッズを販売。
館内でもユニークでかわいらしいバイキンググッズなど、デンマーク関連の商品を展示・販売しています。お気に入りのグッズがあればお土産にいかがでしょうか。
デンマーク館は、「香りの家オランダ館」「ウィーン・オーストリアの家」と合わせて3館共通割引パスポートでお得に入館できます。ぜひセットで訪れて、あなたの知らないデンマークを見つけてみてください。
- 入館料:大人500円
- 営業時間:9:00~18:00(1月~2月は17:00まで)
- 定休日:なし
- アクセス:三宮駅・新神戸駅から徒歩15分
- Web:https://www.orandakan.shop-site.jp/denmarkhouse.html