神戸には電車やバス、レンタサイクルなどさまざまな移動手段がありますが、主要観光スポットを効率よく巡るなら「シティー・ループバス」の利用がおすすめです。
今回はシティー・ループバスの詳細やお得な乗車券をご紹介します。
シティー・ループバスとは?
シティー・ループバスは、観光スポット「異人館」をイメージしたモスグリーンのレトロなバス。神戸の街を走り始めたのは1990年で、なんともう30年近く神戸の街を走り抜けているんです。
座席の色は「赤」「緑」「青」の3色いずれか。車体によって「かざみどり」「きたの」「めりけん」「ぬのびき」「とあろーど」「はなどけい」など、名前が違うのもシティー・ループバスの特徴です。
運賃と乗車方法
シティー・ループバスの運賃は1乗車260円。前払い制で現金or交通系ICカードで支払いできます。
バス停は全17か所。運行間隔は時間帯にもよりますが、15分~20分程度、1周約1時間で主要観光スポットを巡ります。
神戸は海も山も近い街ですが、特に山側にある北野異人館のあたりはかなりの上り坂になります。シティー・ループで移動すると断然ラクできますよ。
ただし、シティー・ループバスは一方通行で走っているので、進行方向にはお気をつけください。
シティー・ループバスの活用方法
シティーループバスは、三宮駅近辺から、トアロード、北野異人館、旧居留地、南京町、メリケンパーク、ハーバーランドなどを順に巡ることができます。
トアロードエリアは、おしゃれなお店を探索したり、神社巡りもいいですね。
北野異人館エリアは、観光スポットを存分に巡ったり、神戸市街地や海までの広大な景色が見られる施設もあります。
旧居留地エリアは、レトロな雰囲気の洋館を眺めながらショッピングを楽しめます。
南京町エリア(チャイナタウン)は、食べ歩きをしたり、雑貨を物色したり。おもしろいエリアですよ。
メリケンパークエリアでは、神戸海洋博物館を見学したり、海からの潮風を感じながらお散歩してもよいです。
ハーバーランドエリアでは、ショッピングやお食事を楽しんだり、ポートタワーで神戸の夜景や美しいライトアップを堪能できます。
1日3回以上乗るなら1日乗車券でお得に!
もしシティ・ループバスを1日3回以上乗る予定なら1日乗車券の購入がおすすめ。660円の乗車券で1日に何回でもシティー・ループバスを乗り降りできます。
各観光スポットの施設で1日乗車券を呈示すると、お得な料金割引サービスが受けられる場合も!神戸をまるごと観光するなら、さらにお得感が増しますので、こちらもぜひお忘れなく!
- シティ・ループバスの中(同乗しているガイドさんから購入可能)
- 新神戸駅の観光案内所
- JR三ノ宮駅東口南側にある神戸市総合インフォメーションセンター
お得なことがいっぱいのシティー・ループバス。神戸へ観光にお越しの際には、ぜひご利用くださいね。